TikTok広告

TikTok(以下、ティック・トック)は短時間の動画を共有して楽しむアプリで、近年では大きくブームになるほどではありませんが、ユーザー数は着実に増加し続けており、YouTubeが一強として君臨している動画共有プラットフォームの中での影響力を増しています。

ティック・トックはYouTubeに比べるとまだまだ敵わない部分は多々ありますが、それでも抱えるユーザー数など、大きな規模に成長しており、また、まだまだ成長の余地を残しています。そのため広告の出稿先としても現時点から将来に向けて有望なプラットフォームだと思います。ここではそのティック・トックの広告について解説します。

TikTok Adsとは

TikTokは中国北京に本社を構えるバイトダンス社が運営しており、バイトダンスはTiKTokの他に、同じく動画アプリであるバズビデオ、動画ニュースアプリであるトップバズなど複数媒体を運営しています。TikTok Adsはこれらのプラットフォームに加えて提携している複数の媒体に広告を配信するサービスです。

TikTokの広告を始めるには最初に審査があり、審査が通れば広告を出稿する準備が整います。なお、広告出稿には支払い用のクレジットカードとアカウントを作成するための電話番号かメールアドレスがあれば行うことが可能です。

TikTok Adsの広告種類

TikTok Adsでは広告の種別として以下3つのタイプがあります。

  • トラフィック
  • アプリインストール
  • コンバージョン数

トラフィックはアプリまたはWEBサイトの訪問者を増加させるための広告で、CPCまたはCPMでの指定が可能です。
アプリインストールはアプリのインストール数を増加させるための広告で、CPC・CPMまたはoCPCと呼ばれる自動入札の設定が可能です。
コンバージョン数はWEBサイトに適用が可能で、こちらもCPC・CPM・oCPCでの出稿が出来ます。

なお、それぞれの広告予算に関しても無制限、日予算、合計など設定が可能です。

配信対象の絞り込み

広告を配信する対象者の絞り込みは以下のような設定が可能です。

・ ロケーション
・ 性別
・ 年齢
・ ⾔語
・ 興味関⼼
・ システムバージョン(アプリ案件のみ)
・ OS︓アンドロイドまたはiOS(ウェブ案件のみ)
・ 通信環境
・ キャリア
・ デバイスプライス

クリエイティブ制作をサポートするツールが充実

上記は他の大手広告媒体と余り大差はありませんが、TikTokの場合はなんとクリエイティブ制作をサポートするツールを提供しています。特に「スマートマイクロムービー」と呼ばれる「動画」自動生成ツールは静止画・動画・ウェブサイトのデータから自動的に動画素材を生成するツールで何かと役立ちます。

また「動画テンプレート」も多く存在しており、イメージ動画に加えてBGMもあるため例えばこれらを活用すれば、テキストを入力するだけで動画広告が作成・出稿出来たりもします。

他ではTikTok AdStudioと呼ばれる動画広告制作を簡単に行える公式アプリもリリースしており、こちらを活用するのも良いでしょう。

【TikTok AdStudio】

Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bytedance.ad.tikshoot&hl=ja

iOS版
https://apps.apple.com/jp/app/tiktok-adstudio/id1471504744

動画サービスだけあって、サポートツールが充実している点が何より魅力的です。もし動画広告に興味はあるけれども敷居が少し高いなと感じている方は一度これらのクリエイターツールを使って広告を出稿して運用してみてはいかがでしょうか。

広告の出稿先としてのティック・トック

ティック・トックにはどの程度ユーザー数がいるかというと全世界でおよそ8億人のユーザーを抱えています(2020年1月時点、datareportal.com調査)。ちなみにインスタグラムは10億人のユーザーが存在しており、日本では人気のSNSツイッターが3.4億人であることを考えると、ティックトックの規模の大きさが伺い知れます。

ただし、この数字はあくまでグローバルなものとなり、国内でのユーザー数で言えば2019年2月時点で950万人、ツイッターは2017年時点で4500万ほどとおよそ4倍以上の差があります。とはいえ、ティック・トックもおよそ1000万人が利用している時点からも注目すべき媒体であり、母体の成長率を考慮すると更に広告プラットフォームが充実してくることが考えられます。また、現時点においては既に多くの広告主が利用している他のSNSと比べて単価を抑えられる可能性があります。

インターネット広告は基本的に入札式で人が集まれば集まるほど単価は高騰する宿命にありますので、将来的な展望を考慮するとTikTok広告を始めるのは良い施策だと言えるでしょう。